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自宅カラオケを満喫!防音室編

自宅カラオケを満喫!防音室編
ハレルヤ

防音室と聞くとどんなイメージがありますか?

本格的な録音スタジオのような部屋を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はコンパクトなタイプも数多くあります。コロナ禍で外出控えが続いていた時期に、一人カラオケを楽しむために0.5畳サイズのコンパクトな防音室を購入したので紹介したいと思います。

防音室の比較検討

防音室といってもさまざまなタイプがあります。簡易的なタイプであれば10万円未満、本格的なタイプであれば数十万、部屋全体を施工する場合は数百万とかなり幅があります。一人カラオケという用途で考えていたため、以下の条件でいくつか比較検討を行いました。(2020年当時)

予算  :20万
広さ  :0.5畳
防音性能:D-35~40(35~40デシベルの性能カット)※下記参照

予算的に以下が候補になります。

商品名価格帯防音性能
ライトルーム約10万~18万D-15相当
だんぼっち約8万~15万D-25相当
個人制作販売約20万(現在は約28万)D-40相当
防音室の検討(2020年当時)

なお2024年現在だと他にも販売されていました。

商品名価格帯防音性能
OTODASU約10万~18万D-25相当
おてがるるーむ約8万~15万D-27相当
防音室の追加(2024年)

だんぼっちはカスタマイズをすることで防音性能もあがるようでしたが、なるべくカスタマイズなしである程度の防音性能が欲しかったので、個人の方が制作されている防音室を選択しました。

防音室の紹介

購入したのは「チンチラシルバーさん」が制作されている防音室になります。メルカリ、ジモティ、TikTokで販売されているようですが、わたしはメルカリで購入しました。

防音室正面(塗装済の状態)

防音室の特徴

項目特徴
外寸高さ1880mm 幅1030mm 奥行1030mm
内寸高さ1830mm 幅900mm 奥行900mm
外装木材
内装遮音シート、80Kのロックウール 50mm、ニードルフェルト、ウレタンシートの4重構造
照明天井部にLED照明
コンセント天井部にコンセント1箇所、LED照明スイッチ、換気システムスイッチ
換気システム天井隅に3段階のスイッチ式の蓋あり
ダクトに繋がっており、防音室外にあるエアコンの吹き出し口に向けることで取り込む
購入した防音室の特徴

防音室上部にある
ダクト

吸気口をエアコンに
向けて設置

防音室内の
吸気口

防音室下部にある
通気口

防音室のカスタマイズ

外装のカスタマイズ

外装は無塗装の木材となっています。このまま利用されている方も多いみたいですが、せっかくなので外装は塗装してみました。設置している洋室がグレーのアクセントクロスにその他の面がホワイトのクロスだったため、同じように扉部分をグレー、その他の面をホワイトにしました。
塗装前と塗装後を比較するとこんな感じです。けっこう印象は変わったと思います。

塗装前

塗装後

なお扉につけている「2601」号室を意味する番号、なんだか分かりますか?

答え

Mr.Childrenの7thアルバム「DISCOVERY」に収録されている「#2601」が由来です。
読み方:なんばーにろくまるいち(宿泊したホテルの部屋番号)

防音効果のカスタマイズ

扉の開閉部分ですが、組み立て精度もあると思いますが完全な密閉状態にはなりません。
そもそも空調取り込み口や排気口もあるため穴はいくつかある状態です。
少しでも防音効果を高めたいと思い、扉の開閉口のみ防音の隙間テープを貼り付けて開閉の密閉率を高めました。

防音室の効果

販売ページではD-40と40デシベル相当の防音効果をうたわれておりました。
実際に騒音測定器を購入して確認しました。実際にどのように聞こえるのかをお伝えします。

前提条件

項目条件
音源の大きさ85~95デシベル(娘のカラオケ)
防音室の設置場所4.5畳の洋室の隅に設置(エアコン設置済)
騒音測定器Meterk MK09(測定範囲:30~130デシベル)
防音室の前提条件

結果

一番気になっていた部屋の外にはどう聞こえるかですが、これなら全く問題ありません。
測定器の精度もあるかもしれませんが、30~40デシベルのカットの範囲で常に揺れているイメージでしたが、わたしとしては十分に満足できる防音効果です。

  1. 防音室の中
    85~95デシベル。音源の真横です。

  2. 防音室の外
    約50~60デシベル。防音室の扉を閉めた前です。
    室内としては静かではなく賑やかな音量です。完全防音室のようなイメージを持っていると、普通に聞こえるという印象になると思います。

  3. 洋室の外(自宅内の廊下)
    約40~50デシベル。洋室の扉を閉めた前です。
    日常生活で望ましい程度の音で、小さめの音が聞こえている状況です。

  4. 洋室の外(自宅外)
    約40~50デシベル。玄関を出た洋室の前です。
    外の音を拾うため40デシベル付近で洋室の外より高くなる場合もあります。
    測定した時間帯と場所ではここが下限になり、ほぼ問題ないレベルです。

初めての防音室はこんな購入にいたりました。
次回は防音室内での一人カラオケについて紹介したいと思います。

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平日はテレワーク主体でIT業界で働いています。週末は自宅で趣味を満喫したり、季節が感じられるスポットに車でドライブすることが多いです。アイコンはスーパーマンとMr.Childrenをテーマにしています。更新頻度は不定期になりますがよろしくお願いします。
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